LINEビジネスを成功させる決済サービスガイド

コンテンツマーケティングがこれからのフリーランスライフの成功に関わってくることは知っているけど、どうやって自分のコンテンツを販売すれば良いのか分からない…
そんなお悩みを抱えていませんか?
LINE公式アカウントを利用すれば、あなたのビジネスを一層スムーズに展開することができます。
今回の記事では特に、LINE公式アカウントを使ったビジネスの決済方法(あなたの商品を購入してもらうための決済サービス)について詳しくご紹介します。
この記事を読むことで、あなたのビジネスに新たな可能性が広がりを見出し、成果を最大化するためのステップを踏み出せるでしょう。

LINE公式アカウントは必須!最大限にメリットを活かそう

ECサイトではなかなか商品を買ってもらえない…

ECサイトを作ったけれど集客が難しい…

なかなか収益にはつながらない…

私には、このブログの他で展開しているビジネスがあり、長い間上記のような悩みがありました。

ECサイトに集客することは簡単ではありません。

ましてや、そこでサービスを購入してもらうことは至難の業です。

そんな私が、実際にとても役に立ったと思っているものがLINE公式アカウントです。

LINE公式アカウントでビジネス展開するようになって感じているのは、クライアントがサービスを購入するためのステップが少なくて済んでいるということ。

クライアントをあちらこちらに誘導するよりも、直接その場で商材を見て検討してもらえることで、決済完了までのハードルが低くなっているように思います。

クライアントとの直接的なコミュニケーション:

LINE公式アカウントを利用すると、クライアントとリアルタイムでコミュニケーションを取ることができます。

これにより、質問や疑念に対する即座の対応が可能です。

クライアントが商品やサービスについての疑問を解消し、信頼感を築くことができます。

ターゲット広告のパーソナライズ:

LINEはクライアントのプロファイル情報を収集し、ターゲット広告をパーソナライズするためのデータを提供します。

これにより、広告の効果が向上し、広告費の効率化が図れます。

プッシュ通知の活用:

LINEアプリを利用しているユーザーに対して、新製品の発売、特別なプロモーション、セール情報などを瞬時に通知することができます。

これはクライアントの関心を引き、売上を増加させる手段となります。

効果的な販促キャンペーン:

LINEスタンプやクーポンなどの特別なキャンペーンを展開し、クライアントの参加を促進できます。

これにより、クライアント忠誠度を高め、リピーターを増やすことが可能です。

分析と改善:

LINE公式アカウントを利用すると、クライアント行動のデータを分析し、戦略の改善に役立てることができます。

クライアントの好みや傾向を把握し、戦略を最適化することで、ビジネスの成果を向上させることができます。

セキュリティと信頼性:

LINEはセキュリティに力を入れており、クライアント情報の安全性を確保します。

これにより、クライアントは安心して情報を提供し、ビジネスとの信頼関係を築くことができます。

LINE公式アカウントを活用することで、クライアントとの強力なつながりを築き、ビジネスの成果を最大化するチャンスが広がります。

LINEをビジネス用途に活用するためには、まずLINE公式アカウントを作成する必要があります。

以下にその手順と、アカウントの運用方法について詳しく説明します。

LINE公式アカウントの作成方法

LINE公式アカウントって誰でも作れるの?

  1. LINE公式アカウントマネージャーにアクセス
    LINE公式アカウントマネージャーにアクセスすると、誰でも簡単にアカウントの作成を始めることができます。
  2. アカウントの種類を選択
    「公式アカウントの新規作成」ボタンをクリックし、アカウントの種類を選択します。
    小規模なビジネスでしたら「無料ID」で十分です。
  3. アカウント情報の入力
    必要な情報を入力します。
    これにはビジネスの名称、プロフィール画像、ステータスメッセージなどが含まれます。
  4. 利用規約の確認と同意
    利用規約をよく読み、全ての条件に同意した場合は「同意する」をクリックします。
  5. アカウントの確認と作成
    入力した情報が正しいことを確認し、問題がなければ「作成」ボタンをクリックします。
  6. 電話番号の認証
    アカウントを作成するには、電話番号の認証が必要です。
    認証コードを受け取るための電話番号を入力し、「確認コードを送信」をクリックします。
    そして、受け取った確認コードを入力し、「確認」をクリックします。

これで、LINE公式アカウントの作成は完了です。

LINE公式アカウントの運用の注意ポイント

LINE公式アカウントを運用するには、以下のような点に注意してください。

プロフィール情報の更新:

アカウントのプロフィール情報は、ユーザーにビジネスの第一印象を与えます。適時更新し、ビジネスの特徴や提供するサービスの詳細を反映させてください。

適切なコミュニケーションの維持:

ユーザーからのメッセージには迅速に対応し、丁寧なコミュニケーションを心掛けてください。また、ビジネスとしてのプロフェッショナリズムと、対話の中での思いやりを両立させることが大切です。

プライバシーの確保:

ユーザーのプライバシーを尊重し、個人情報の取り扱いには最大限の注意を払ってください。

また、自身のプライバシーも確保し、ビジネスとプライベートの境界を明確にしてください。

LINE公式アカウントでの決済方法 | Stripeと連携しよう!

LINE公式アカウントにはクライアントに決済してもらう機能がないのよね

LINEで公式アカウントを作ってプロフィールページを作ったり、自動的にメッセージを配信することはそれほど難しいことではありません。

ですが、実店舗を持たない個人がLINE上でクライアントに決済を完了してもらうには、LINE公式アカウントの外部のサービスと連携させる必要があります。

Stripeでの決済

Stripeという決済サービスを利用して、LINEのプロフィールページから直接クライアントにあなたのサービスを購入してもらうことが可能になります。

Stripeとは、オンラインビジネスやアプリケーションのための決済サービスで、非常に使いやすくて信頼性が高いプラットフォームです。

Stripeを使うと、あなたのウェブサイトやアプリ内でクレジットカードやデビットカードを受け付けることができます。

これは、商品やサービスの支払いを受け付けたり、サブスクリプションの料金を徴収したりするのに非常に便利です。

そして気になる手数料について、Stripeではクレジットカードのブランドにかかわらず、3.6%と一律に設定されています

クレジットカードでお支払いをする際、カードのブランドによって発生する手数料が異なることがあり、選択肢に悩むこともありますよね。

でも、Stripeなら、その悩みが一気に解消されます。

Stripeの魅力的な特徴:

簡単な統合: StripeはAPI(Webサービスの間をつなぐインターフェース)を使って簡単にウェブサイトやアプリに統合できます。

Stripeには各商品に「支払いリンク」が自動的に設定されますので、表示されるURLを貼り付けることで、どこのプラットフォームでも商品を販売することができます。

複雑なコードを入力することなく、専門知識がなくても利用できます。

多くの支払いオプション: Stripeはクレジットカードだけでなく、デビットカード、Apple Pay、Google Pay、そしてさまざまな国際的な支払い方法をサポートしています。

クライアントにとって選択肢が豊富です。

セキュリティ: Stripeは非常に高いセキュリティ標準を持っており、PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)コンプライアンスに適合しています。

クライアントの支払い情報は安全に保護されます。

自動化: サブスクリプション管理や定期的な支払いを自動化できます。

これにより、クライアントが継続的に支払いを行うプロセスをスムーズに管理できます。

リアルタイムのデータ: Stripeのダッシュボードを使用すると、リアルタイムで支払いデータを追跡し、ビジネスのパフォーマンスを把握できます。

カスタマーサポート: Stripeは優れたカスタマーサポートを提供しており、問題が発生した場合にサポートを受けることができます。

Stripeは、小規模ビジネスから大手企業まで幅広い規模のビジネスに適しています。

オンラインで支払いを受け付ける必要があるビジネスでは、Stripeはおすすめの決済サービスです。

Stripeの設定方法

Stripeを設定するためには、以下のステップに従うことが一般的です。

Stripeの設定プロセスは比較的シンプルですが、詳細なステップについても説明します。

  1. Stripeアカウントの作成
    Stripeの公式ウェブサイトにアクセスします。
  2. 「Sign Up」ボタンをクリックしてアカウントを作成
    必要情報を記入し、アカウントを作成します。
  3. ダッシュボードへのログイン
    アカウントが作成されると、Stripeのダッシュボードにログインできます。
    ダッシュボードは支払いの管理や設定の中心となる場所です。
  4. ビジネス情報の入力
    ダッシュボードにアクセスすると、ビジネス情報を入力するように求められます。
    これにはビジネス名、住所、連絡先情報などが含まれます。
  5. 支払い情報の設定
    Stripeアカウントに支払い情報(銀行口座またはカード情報)を登録します。
    これにより、Stripeが受けた支払いをあなたの銀行口座に送金できるようになります。
  6. 価格設定と商品の設定
    Stripeを使用して商品やサービスを販売する場合、価格設定と商品情報を設定する必要があります。
    Stripeのダッシュボードで商品を作成し、価格を設定します。
  7. ウェブサイトやアプリへの統合
    Stripeをウェブサイトやアプリに統合するために、StripeのAPIキーを取得します。
    これにより、支払いフォームやボタンを作成し、Stripeが支払いを処理できるようになります。
  8. テストモードの使用 (オプション)
    Stripeのテストモードを使用して、実際の支払いをシミュレートすることができます。
    これにより、実際のトランザクションを行う前にシステムをテストできます。
  9. セキュリティの確保
    セキュリティはとても重要!
    Stripeはセキュリティを高めるためのツールと設定を提供しています。
    これらを確認し、カスタマーやトランザクションデータを保護します。
  10. ライブモードに切り替え
    テストが完了し、ウェブサイトやアプリが正常に動作することを確認したら、Stripeをライブモードに切り替えて実際の支払いを受け付ける準備が整います。

以上が、Stripeの基本的な設定手順です。

Stripeのダッシュボードは直感的で使いやすく、詳細なドキュメンテーションも提供されているため、設定プロセスは比較的スムーズに進むでしょう。

必要に応じて、Stripeのカスタマーサポートやドキュメンテーションを利用してサポートを受けることもできます。

LINE公式アカウントとStripeとの連携方法

ここまで来たらあとはLINE公式アカウントとStripeで登録した「商品」を連携させるだけです!

作成したLINE公式アカウントのプロフィールリッチメニュー画面で、商品(サービス)を登録します。

その際、各リストのURL記入箇所にStripeで登録した商品をリンク設定したURLを入力。

それだけでApplePayやクレジットカード情報記入画面が表示され、クライアントがあなたの商品を購入できるようになります。

LINE公式アカウントでStripeを利用するデメリット

LINE公式アカウントでStripeを利用するって良いことばかりなの?

LINE公式アカウントでStripeを利用するメリットはとても大きいです。

ですが、私が実際にStripeだけを利用して困ったなと思ったことを紹介します。

商品(サービス)の数が多いと不便:

LINE公式アカウントに複数の商品を掲載することは可能です。

ですが、トーク画面に表示できるリッチメニューの枠は多くて6つで、各枠のタイプは「リンク、クーポン、テキスト、ショップカード」から選択します。

つまり、あまり数多くの商品(サービス)は掲載できないので、クライアントに商品を見つけてもらえない可能性があります。

プロフィールにはアイテムをURLと共に掲載することができるので、そこにStripeのURLを貼り付ければ購入してもらうことは可能です。

ですが、わざわざトーク画面からプロフィールに切り替えてもらう必要があり、これではクライアントに要求するステップが増えてしまい、途中で離脱されるかもしれません。

購入されたことに気付かない:

Stripeからは登録したメールアドレスには商品やサービスが購入されたことを通知されますが、直接LINEの画面に表示されませんので放置してしまう恐れがあります。

購入後すぐにクライアントに「ありがとうメッセージ」を送付しないと、クライアントを不安にさせてしまうかもしれません。

LINE公式アカウントには自動応答でメッセージを送信できる機能がありますが、そのためにはクライアントに何らかのキーワードテキストを入力してもらう必要があります。

このようなデメリットが存在するものの、商品の数が少ない場合は、LINE公式アカウントとStripeの組み合わせは最強だと思います。

また、Stripeだけでなく、他のサービスを組み合わせることによって、LINE公式アカウントのビジネス展開は無限に広がります。

LINE公式アカウントと連携できる他のサービス

LINE公式アカウントで利用できる決済サービスはStripeしかないの?

他にもLINE公式アカウントで利用できる決済サービスがありますのでご紹介します。

Lineup(LINE社の公式パートナー)

Lineupは直接LINE上で決済できるサービスです、

こちらは月々の使用料(3000円)が発生します。

システム使用料が1.5%、そして、各種支払い方法の手数料(LINEPay 3.5%、PayPay 3.8%、クレジットカード 3.6%)が必要です。

マイスマートストア

マイスマートストアはLINE上で展開できるECサイトです。

こちらの料金は、初期費用と月額利用料が無料で、決済手数料が3.5%、販売手数料が2.5%(2024年9月まではキャンペーンで無料)となっています。

上記2つは簡単に設定できるというメリットはあります。

ですが、サービスを開始したばかりの頃や、クライアントが少ない場合は負担が大きいかもしれません。

プロラインフリー

プロラインフリーとは、LINE公式アカウントを使った無料のステップ配信(一連のメッセージを定義した順序で配信すること)サービスです。

単純にクライアントにサービス(商品)を購入してもらったり、お知しらせやクーポンを発信するだけなら、Stripeを決済に利用してLINE公式アカウントの運営だけで十分です。

ですが、あなたがLINE公式アカウントで本格的にビジネスを展開したい場合、このサービスはあなたの大きな味方になるかもしれません。

その理由は、プロラインフリーは「コンテンツ販売」「オンライン教育」「クライアントサポート」「リピーター育成」そして「見込み客の育成と集客」といった多様な役割を果たすツールだからです。

このサービスの魅力は何と言ってもそのコストパフォーマンスです。

初期費用も月額費用も0円で、さらに送信数や友だち登録数に上限がありません。

つまり、100万通送ってもツール代は無料ということ。

それに、プロラインフリーでも決済サービスのStripeを連携することができるんですよ。

これなら安心して、LINE集客を始められます。

そして、友達リストの管理がとても便利で、顔写真付きで友達一覧を確認しながら管理できるので、個々のクライアントとのコミュニケーションが非常に円滑に行えます。

さらに、友だちが自動で増える「独自ASP」が無料で利用可能なので、友達登録した全員が紹介者(アフィリエイター)になって、あなたのLINE公式アカウントを広めてくれます。

プロラインフリーにメールアドレスを登録してアカウントを作成すると、その後の設定方法は丁寧に動画で説明してくれますので、この手の設定が苦手な人でもサクサク設定できるでしょう。

ただし、デメリットが…

押しが強い…

強制的に有料プランに入らされることはありませんが、押しが強く感じます。

そして、すべての設定完了まで長い動画を見る必要があります。

もちろん、LINE公式アカウントと連携したり、クライアントが簡単にサービスを購入するようにするためには大切なお話しですが、説明が長い…

それに、短期間(アカウント連携後2日以内)に視聴しないと、フリープランの利用権利を失くしてしまいますので、頑張って見なければなりません。

ですが、その山を登り切ることができれば、プロラインフリーは安全で使い勝手の良いサービスなので検討の余地ありですよ。

まとめ

LINE公式アカウントでビジネス展開することはメリットがいっぱいです。

そして、決済サービスにも色々な選択肢がありますので、是非活用してみてください。